会期:2018年7月24日(火)〜8月26(日)9:00〜21:00
場所:川崎市国際交流センター ギャラリー(入場無料)
川崎市国際交流センターでは、川崎市市民ミュージアムのご協力を得て「イギリス人が見た、開国に至るまでのニッポン」展を開催する運びとなりました。
これは、1842年にイギリスで創刊された「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」というイラスト入りの週刊新聞に掲載された、幕末から明治期の日本の動きを伝えるイラストや記事(複製)を展示するものです。
同紙は1971年まで週刊で発行され、その後月刊、隔月刊、季刊化を経て1989年まで発行されていました。
今年1月に開催して好評だった、明治の中期に日本に滞在したフランス人画家ビゴーの作品を通して、当時の外国人の目に日本や日本人がどのように映っていたかをご紹介した「外国人が見たニッポン〜明治の日本人〜」展に引き続いたテーマでの開催となります。
今回も市民ミュージアムの貴重なコレクションから、当センターの設置目的である「国際理解の増進」「国際的な文化交流及び市民交流の促進」「市民の文化の向上及び国際友好親善の発展」などに沿ってセレクトしたものを紹介しており、ビゴーとは異なった目線での、当時の極東情勢に対するイギリス人の関心や、彼らが入手した速報や映像がどのようなものであったかをうかがうことができ、明治150年の現在を生きる私たちに幕末明治期の日本の動きを伝える資料です。
限られたスペースでのささやかな展覧会ですが、記事やイラストに込められたメッセージを感じ取っていただき、国際理解、文化交流、友好親善の一助となれば幸いです。
日時:8月2日(木)10:00〜11:00、14:00〜15:00(各回定員10名)
展示しているイラストや記事の解説や裏話を市民ミュージアムの学芸員がこっそり教えます。
ご希望の方は、申込フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。なお、定員(午前・午後とも各10名)に達しましたら締切り、返信メールで当日のご案内を差し上げます。
■ギャラリートーク申込フォーム(7月2日より受付開始)
申込受付締め切りました。