プロボノによる啓発研修会:外国につながる子どもの学習支援、若者の自立支援
「外国につながる子どもたちの教育課題を考えるフォーラム」
2019年6月23日(日曜日)14:00〜16:30
外国につながりを持つ子どもたち(多文化の子ども)は、日本語の習得が困難で、高校受験に関する情報も不足し、進学をあきらめなければならない状況の方もいます。また、高校に入学しても卒業できない人たちがいます。毎年学びのフォーラムを開催しています。
今回は、環境に恵まれない多文化の子どもたちの背景と将来のリスクの講演を聞き、当センターでの学習支援の取り組みの報告を聞き、意見交換を行います。
プログラム
- 第一部
- 発表など
- 講演 「多文化の子ども」の抱える困難と、その困難への向き合い方
山野上麻衣 一橋大学 大学院社会学研究科 博士課程
元(川崎市国際交流協会)外国につながる子どもの学習支援・自立支援事業 運営委員
- 川崎市国際交流センターでの学習支援実践報告
- 第二部
- グループディスカッション
- 第三部
- 全体共有とまとめ
山野上麻衣のプロフィール
学部卒業後、静岡県浜松市の不就学対策事業「カナリーニョ教室」にてブラジル人を中心とした子どもたちの学習支援や家族への相談対応を3年間行う。事業終了後、東京に戻り修士課程に進学し、同時に、かながわ国際交流財団にて外国人教育相談コーディネーターとして働く。修士課程修了後、経済危機対策として文部科学省の拠出で行われた全国的な不就学対策「定住外国人の子どもの就学支援事業(注1)」(通称:虹の架け橋事業)を国際移住機関(IOM)にて担当(2010年度–2014年度)。現在、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程に在籍、日本学術振興会特別研究員(DC2)。外国につながる子ども・若者の育つ道筋や事業、その支援のあり方について研究している。
- 場所:
- 川崎市国際交流センター レセプションルーム
- 案内地図
- 日時:
- 2019年6月23日(日曜日)14:00〜
- 参加費:
- 入場無料
- 対象:
- 外国につながる子どもと家族を応援したい人
- 定員:
- 先着40名(資料準備のため事前に連絡必要)
- お申込み方法:
- 以下の内容を書き mc.tabunka@gmail.com に送ってください。
- 名前
- 住所
- 携帯電話番号
- 活動の有無
- 活動内容
- 参加動機
- しめきり:
- 6月20日(木曜日)
- 主催:
- 川崎市国際交流センター
(指定管理者:公益財団法人 川崎市国際交流協会)
- 協力:
- 多文化活動連絡協議会