2019年3月16日(土)14:00〜16:30(上映:1時間40分)
会場:川崎市国際交流センター ホール
いつでもおいでや。
子どもも大人も集まるみんなの“さと”
大阪市西成区釜ヶ崎。“日雇い労働者の街”と呼ばれてきたこの地で38年にわたり活動を続ける「こどもの里」。“さと”と呼ばれるこの場所では、0歳からおおむね20歳までの子どもを、障害の有無や国籍の区別なく無料で受け入れています。
地域の児童館として学校帰りに遊びに来る子や一時的に宿泊する子、子どもの親たちも休息できる場として、貴重な地域の集いの場としてあり続けてきました。
わたしはあんたの味方やで!
現在求められている“居場所”の原風景
人と人とが関わり合うコミュニケーションが希薄になり、地域のコミュニティが失われつつある現在の日本。大阪市西成区釜ヶ崎は今でも日雇い労働者が集う喧噪の街ですが、昨今ではあまり見られない、地域内のコミュニケーションが現存している街でもあります。「こどもの里」はそんな釜ヶ崎の子どもたちにとって大切な“居場所”です。子どもたちを巡る状況が急激に変化している今、あらためて注目されている「こどもの里」の取り組みは、これからの社会を歩む私たちに子どもも大人も安心できる“居場所”とは何か、問いかけています。
「こどもの里」とは
1977年設立の「子どもの広場」を前身とし1980年に現在の場所で「こどもの里」を開設。以後、子どもたちの遊び場であると共に、各家庭のケースに応じた短中期的な宿泊機能、長期的な養育をおこなう里親としての機能を持つ。
こどもたちの
遊びと学び
生活の場です
誰でも利用できます。
こどもたちの遊びの場です。
お母さん お父さんの休息の場です。
学習の場です。
生活相談 何でも受け付けます。
教育相談 何でもききます。
いつでも宿泊できます。
緊急に子どもが一人ぼっちになったら…
親の暴力にあったら…
家がいやになったら…
親子で泊まるところがなかったら…
土・日・祝もあいてます。
利用料はいりません。