【令和3年 西暦2021年のご挨拶】

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
年始め「お正月」の最初の日は「元旦(がんたん)」と呼ばれ、新年を祝うため の行事や慣習がたくさんあります。
元旦の朝に上る太陽を「初日の出」と呼び、山や海辺から拝む人も多くいます。 新しい年の神様をお迎えするため、年末に大掃除をし、年始には特別な飾りで家 を装飾します。玄関には竹と松で作られた二つの「門松」、藁でできた神聖な縄で神棚や家の入り口を守る「注連縄、そし て歳神様へのお供えの丸い餅 を重ねた「鏡餅」などです。
また、たくさんの人が神様に新年のご挨拶と、良い一年であることのお願いをし に神社に行きます。これは「初詣」と呼ばれています。
お正月のために、めでたい意味のある伝統食「おせち」を重箱に つめて三賀日に食べます。これは、いつも料理を作る人が正月 くらいはゆっく りして貰おうとの意図もあるそうです。また、正月に届くよう に、新年の挨拶状 「年賀状」を送り合う習慣もあります。
近代化で省略したり合理化が進んだりしながらも、「正月」の風習は1500年 余り続く伝統行事として今に受け継がれています。

川崎市国際交流センター2階の図書資料室にも関連の本がありますので、ご興味 ある方は是非おいで下さい。
https://www.kian.or.jp/len/kic/003.shtml