新型インフルエンザワクチンは、症状が重くなったり、インフルエンザでなくなったりするのを防ぐことを目的に接種をします。ただし、万能の解決策ではありません。また、その生産量は世界的にみても限られています。このホームページでは、新型インフルエンザワクチンに関して御理解いただきたいことをご紹介しています。
新型インフルエンザワクチンの接種にあたって
ワクチン接種は、多くの方々に重症化予防というメリットがありますが、感染防止の効果は証明されておらず、接種をしたらかからないというわけではありません。また、接種後、はれたり、熱が出るなどの症状が見られたりするほか、まれに重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
優先接種対象者に接種義務が生じるものではなく、該当する方のうち、希望者の接種が可能となります。この点を十分御理解いただいたうえで、接種を受けていただくようお願いします。
優先接種対象者と接種のスケジュール
ワクチン接種は、当面、ワクチンの数に限りがあるため、より必要性の高い方々から早く接種できるよう、国が優先的に接種できる方々を決め、神奈川県が対象者ごとに接種できるスケジュールを決めています。スケジュールについては、随時、変更が予定されていますので、御注意ください。
対象者 |
スケジュール <10月20日現在> |
優先接種対象者 |
(1)インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者 |
10月22日〜 |
(2)妊婦及び基礎疾患を有する者(※注) |
11月中旬〜 |
(3)小児(1歳〜小学校3年生) |
12月後半〜 |
(4)1歳未満児の保護者及び優先接種対象者のうち、身体上の理由により予防接種が受けられない者の保護者等 |
1月前半〜 |
その他 |
小学校4〜6年生、中学生、高校生相当 |
1月後半〜 |
高齢者(65歳以上) |
1月後半〜 |
(※注)基礎疾患を有する者については、細かい基準があります。詳しくは、かかりつけ医師にご相談ください。
ワクチン接種までの流れ
ワクチンは国と契約を交わした医療機関で接種できます。接種できる時期になりましたら、まずはかかりつけ医療機関にお問い合わせください。接種時には、接種ができる対象者であることを確認するための書類が必要な場合があります。また、生活保護世帯の方、市民税・県民税非課税世帯の方は、必要書類を医療機関窓口で提示すると、助成が受けられます。
問い合わせ先
健康福祉局健康安全室 044-200-2692 FAX044-200-3928